コルカタ2日目は、宿泊したホテルのほぼ真隣の敷地にある、インド博物館へ。
1814年に設立されたインドを代表する総合博物館だそうです、
考古学、美術、人類学、地質学、動物学、植物学の6部門があり、インド最古の博物館であるとともに、アジア最大の博物館といわれています。
とにかく広い。大きいという印象。
イギリスの植民地時代は、ここコルカタが首都だったこともあり、博物館の規模が見たことない級。で、回るのに一日かかりました。
インドの叡智がぎゅっと詰まっています。
いーくん曰く、「すごすぎて、大きすぎて、興味深すぎて、疲れた」
ヒマラヤテチスの地層から、アンモナイト
各植物や繊維、人間、動物、テキスタイル、絵画、アーケオロジー(考古学)エジプト、鉱物…挙げ句の果てに…仏陀の骨=仏舎利
なんと、インド博物館には、仏陀の骨が収められているのです!
そして仏陀の骨に関しては、ひとりのインド人が話しかけて来てくれたことによって私たちが知ることになったのです!博物館で話しかけられたのはこの時だけ。(この部屋に関しては、写真撮影は禁止。)
そのあとからエラゴン、急に腕が痛くなるの流れ。
その後インド政庁はこの舎利瓶と若干の副葬品の呈出をうけ、舎利瓶その他はカルカッタの博物館に納めたのであるが、釈尊の御遺骨についてはこれを佛教国であるタイ国(当時シャム)の王室に寄贈したのである。
時のタイ国々王チュラロンコン陛下は大いに喜ばれ佛骨を現在もあるワットサケットに安置しお祀りしたのであるが、その一部を同じく佛教国であるセイロン、ビルマに分与せられた。この時日本のタイ国弁理公使稲垣満次郎はバンコクに於いてこれを見聞し、羨望にたえず、日本の佛教徒に対してもその一部を頒与せられんことをタイ国々王に懇願し、その結果「タイ国々王より日本国民への贈物」として下賜するとの勅諚が得られたのである。
かいつまんで言うとこういうこと。
イギリス人考古学者ペペは素人の考古学者。
ブッダはルンビニーで生誕したと言われていたのに、ピプラワで骨壺を発掘。
中にはブッダ の歯が入っていた。
それを当時のイギリス帝国は、タイに寄贈した。
骨壺だけはコルカタのインド博物館へ収納。
そしてこの発掘に、プロの考古学者たちは驚き、すぐに2度目の発掘調査が行われた。
するとさらにブッダの遺物-灰と骨が。
この時に出てきた骨が、コルコタのインド博物館にあるということらしい。
「これまでインドには、タイやミャンマー、日本からたくさんの観光客・仏教徒が来ているが、コルカタはいつもただの通過点に過ぎなかった。
コルカタにはアジア随一の仏教遺物・遺産が収められているインド博物館があるのに、彼らの旅程表に載ることはなかった。
これが変わっていけばいいと願っている。」
(記事 2018年)より
アジア最大で、インド最古の博物館。
叡智の保管庫といって間違いない。
地球の壮大な歴史。 そしてアカシックレコードにどんどんアクセスした日。 テキスタイルと彫像の部屋では… エラゴンがおおっ✨と声を上げる! ダンシングシヴァの本物。 見たの初めて〜と感激していました! サラスヴァティと白鳥の彫刻も美しかったです。
ウッタルプラデーシュの双魚。 アショーカピラー。 仏陀の骨… ブッダガヤ、ガンダーラ遺跡… 教科書に乗ってる級のものばかり。 最後は鉱物・ミネラルの標本部屋が現れました。 ええ〜まだあるの〜😲 ものすごい陳列の量。 世界中の鉱物が展示されています。 ここは地質学の宝庫✨
最後まで… 全員興奮しすぎて、クタクタになりました! 標本箱から飛び出して世界の記憶の海へと。 コルカタ凄い。 インドはやっぱり、so deep!
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