
昨夜はキュサール先生夫妻のお宅に招かれました。
本当に静かで美しいお宅。
ヒーリングセンターと言われる聖域です。
ご夫妻が暖かく出迎えてくれて、ご飯前にはチベタンメディスンを作る部屋と大きなテンプルルームに連れて行ってくれました。
奥にある大きなテンプルルームには、たくさんのタンカや仏像や石などもあり、とてもきれいに、愛を持って祭壇が整えられていました。

座っているだけで、自然と瞑想をしてしまうくらい、静かさと凛としたエネルギーに包まれた部屋。

空間が違うだけで、こんなにも心がシャンティになるということに感動しました。明日(今日)はチベタンカレンダーの中の大切な日らしく、ギフトで持って行ったお菓子や絵などを奥さんが丁寧に祭壇を作りながらお供えしていました。

ご飯はすべて畑で穫れた野菜の料理。 すべてインド人の娘さんが作ってくれたそう。 スパイス無しで、油少なめで、優しい味で、身体にすっと入っていきました。野菜の味は濃く、日本食にすごく近い感じ。

その優しさや波動の高さに驚きました。 食事しながらもたくさんのことを話しました。 ダージリンのこと、シャーマンのこと、イエティのこと、カングラのレオパルドや熊のことなど。


そして話はチベット仏教についての話へと進んでいきました。 タントリックの修行をしたり、僧院で修行をしたり、カーラチャクラを学んだり、チベット仏教にはたくさんの道があり、どの道を進んでも結局は一つの場所にたどり着くということなど、キュサール先生はたくさんのことを知っていて、淡々と優しく教えてくれました。
そういった話をしながらも、常に家の中に静寂が流れていました。

毎晩、木やココナッツを燃やし、それに手作りの特別な粉(5色の布地を刻んだものやハーブやヨーグルトやドライフルーツが入ったもの)を燃やし、世界の人々の身体から離れた魂を次の転生へと導くことをしているのだそう。今は特にコロナの時期なのでと言っていました。
その粉が燃えた香りは、とても甘く、言葉では表現できない聖なる香りでした。その香りが魂を導くのだそう。

ちょうど昨日から始まった日本のお盆のお話しもして、これが真のお盆だねとお話ししました。
その後はキュサール先生が、オンマニペメフンやグルリンポチェのマントラ、ターラマントラ、薬師如来のマントラなどの詳しい意味や発音を教えてくれました。 今まで、ただ唱えるだけでいいのか、メロディの方が良いのか、そして意味もしっかりとわかっていなかったので、それを知ることができてすごく嬉しかったです。
チベット人の遺伝子のことや日本の仏教のことなど、その他たくさんの話をして、最後にまたテンプルの部屋でみんなで瞑想しました。 川の音とお香の香りに包まれた部屋。 瞑想していると、たくさんのグルや神様の存在を感じて、心の中に暖かさを感じました。
最後にダライラマの祝福の水と自家製バターとガーデンの野菜などをプレゼントしてくれました。 素晴らしいキュサール先生夫妻。 チベットとインドの仏教の叡智を感じた素晴らしい夜でした。
全ての計らいに感謝です。
Commenti