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シヴァカイラシュ

インドはグル・プーニマの翌日、7月6日より、シュラヴァン(Shravan)の月に入っています。



このところ毎日、インドラナーグテンプル近くのグルジの家でタブラとハルモニウム、歌の練習が続いています。





時々、ナーガが雨を降らせます。

昨日から新しい曲を習っています。Shiv Kailasho Ke Wasi. という曲。 カイラス山のシヴァという意味の歌です。 自然にこの歌がグルジ通して与えられました。とても美しい曲で、ハートが悦びます



Shiv Kailasho ke Wasi カイラースに住まうシヴァ dhauli dharon ke raja ダウラダルの王 Shankar Sankat Harna... 平和な世界を…

Tere Kailasho Ka あなたのカイラースは Ant Naa Paya, 終わりが掴めない Ant Beant Teri maya しかし終わりも終わり無きも、 全てはあなたの幻…

また歌詞にはチャンバーのことは歌われています。 なんとアヨーディアの王家から始まるバルモールのことも!

Ek Tha Dera Tera, Chambe de Chaugaana, Ek Tha Dera Tera, Chambe de Chaugaana, Dooja Laai Baitha Bharmora, O Bhole Baba Dooja Laai Baitha Bharmora,



以下は、この曲が来た時のエピソードです。 行きの車の中でバンティが突然、「山の音楽を教えてくれるようにグルジーに頼みなよ」と言ってきました。

エラゴンが通訳して教えてくれたことによると…

そして、「山の音楽といってもクル・マナリ地方には独自のスタイルがあり、キノウル・スピティ地方に行くとまた独自のものがある。 それぞれの地域に独自の文化。 そしてここカニヤラを含むカングラ地方にももちろん独自のスタイルがあるが、実はそれはチャンバーの音楽や踊りと共通性がすごくある」と言う。そしてそれは何故かと言うと、ガッディの文化だからだと。



ガッディたちがダウラダル山脈の向こう側・バルモウル・チャンバーと、こちら側のカニヤラ・カングラを、何年も山越えしながら行き来しているため、離れているけれど衣装も含め、文化芸能で似ている点が多い、とのこと。

そして休憩の時、少しタブラとエラゴン笛とで合わせて遊びました。その後、グルジが私に「シヴァが好きかい、女神が好きかい」と。 どちらのバジャン(宗教歌)を習いたい?と言う意味だったけど、そのままグルジーは何か弾き始め、笛も合わせてみなさいと。 なんとなく合ってきた時、グルジーが「これは山のシヴァの歌だよ」と言いました。

つまりこれはシヴァ信仰で有名な、ガッディ達の山の歌。 思いがけずそのような歌を学ぶことになり、とても嬉しかったです。

カニヤラで音楽をし始めたのもインドゥル・ナーグのお寺に行ってからの流れ。このシヴァの月になって、この曲が降りてきたのにも嬉しいです。



今日はアニタとミュージックプージャな時間を過ごし、とても静かに満ちました。インドの音色を吸収中。嬉しい歓びです。









ーーーーーーー 古代のヒンドゥー教の神話における有名な話ー神々と悪魔達が不死の甘露アムリタを求めて乳の海を攪拌する、「乳海攪拌」(サムンドラ・マンタン)。それはまた富の女神ラクシュミーを喜ばせるためでもあった。

神々と悪魔は、攪拌の結果得られるであろうアムリタを等分するという協定のもと、ナーガの王ヴァスキと聖山シュメールを用い、攪拌を始めていく。 攪拌していくにつれ、乳海から14種のものが現れ出てくる。 無数の宝石も出てくれば、また”ハラハラ(Halāhala)“という猛毒も。 このすべてを破壊するほどの毒素を持った猛毒“ハラハラ”には、神々も悪魔たちもどう対処していいかわからなかった。

しかしこの時シヴァ神がすぐさま救助に降り、この毒を飲み込み自身の喉に留めたー。

この出来事が起こったのが、シュラヴァン(Shravan)の月だったと言われています。

…そして、毒を飲み込んだためにシヴァの喉は真っ青になり、身体内は相当な熱を持ち始めた。

その熱を下げるためにシヴァは三日月そのものを自らの頭頂に掲げることとなり、また神々はこの時からシヴァへの祈りの儀式としてガンジスの聖水をシヴァの頭頂から流すことを始めた。

しかしシヴァは結果、この破壊的な毒を自ら飲み込むことによってこの世界の全ての人々に生命を与えることになった。

これが、この一月間の全てがシヴァに捧げられる所以である。

また、この月にインド全土はモンスーンの時期に入るため連日集中した雨が降る。これも、シヴァの熱を鎮めるためとも言われています。



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